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スコープ・要求

配賦ベースライン

Allocated Baseline

読み:はいふべーすらいん

上位の機能や性能を、担当する下位の構成要素へ割り当てて承認した構成基準です。

まず意味をつかむ

システム全体の約束を守れるように、各装置が何をどの程度できる必要があるかを決め、設計の出発点にします。

仕事でどう使うか

配賦した要求、構成要素の境界、接続条件、確認方法を関連付けて承認します。新しい設計案が生まれたときはこの基準に照らします。

判断を一段深める

機能ベースラインがシステム全体の要求を固定し、製品ベースラインが実現した詳細構成を固定する間で、配賦ベースラインは各構成要素が担う要求を管理します。

IN PRACTICE

具体例で考える

架空の観測装置で、精度の上限誤差をセンサー部と補正部に配分しました。補正部の仕様を変える提案が出たとき、両構成要素の基準を一緒に見直しました。

理解を助けるための架空の例です。
全体の要求を担当別の基準にする
全体の機能要求を確認
下位の構成に配賦
組合せを基準として承認

詳細設計の前に、各構成要素の約束を追える状態にします。

ここは誤解しやすい

構成品の担当だけを決めて要求値や接続条件を確定しないと、設計変更が全体の性能に及ぼす影響を追いにくくなります。

この知識を、組織の力へ。

知識を、現場で使える力へ。

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