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アジャイル

完成の定義(DoD)

Definition of Done

読み:かんせいのていぎ

インクリメントが満たすべき品質の状態を、共通の基準として明記したものです。

まず意味をつかむ

「終わった」の意味を人によって変えないための約束です。作る作業だけでなく、必要な検証や品質条件を満たした状態をそろえます。

仕事でどう使うか

利用可能な成果に必要な試験、統合、確認事項を明示します。組織の標準がある場合は最低限それに従い、同じプロダクトの複数チームでも共通基準を整えます。

判断を一段深める

項目ごとの受入基準と、成果全体へ共通に適用する完成の定義を区別します。満たしていない作業はインクリメントの一部ではありません。品質条件を納期の都合で曖昧にすると、未完成を隠して将来の作業量やリスクを見えなくします。

別名・略語:DoD、Definition of Done、完了の定義

IN PRACTICE

具体例で考える

予約機能について、既存機能との結合試験、必要なセキュリティ確認、利用説明の更新までを基準にします。実装が終わっても試験未実施なら完成とは扱いません。

理解を助けるための架空の例です。
完成の共通基準
実装済み
必要な品質確認済み
既存成果と利用可能

必要条件を例示した図です。実際の基準は対象プロダクトと組織に合わせて定めます。

ここは誤解しやすい

スプリントごとに都合よく基準を下げ、完了件数を増やすために使わないようにします。

参考資料

スクラムガイド(2020年11月)、Ken Schwaber・Jeff Sutherland。日本語訳:角征典・荒本実・和田圭介。CC BY-SA 4.0。原文を参考に独自の説明・架空例・図解を作成。 · 利用条件

解説・具体例・図解は独自に作成しています。

この知識を、組織の力へ。

学習と改善をチームで実践する。

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