スコープ・要求
EARS(要求の簡易構文)
Easy Approach to Requirements Syntax
読み:いあーず
要求の条件、きっかけ、対象システム、期待する動作を整理し、文章を一定の形で書く方法です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
自由な文章では、いつ何が起こるのかが抜けがちです。要求の部品を決めた順に並べることで、条件とシステムの応答を読み取りやすくします。
02実務者向け
仕事でどう使うか
常時満たす要求、特定状態での要求、イベントで起動する要求などを区別します。まず適用条件と反応を明らかにし、記述後に具体例で意味を確かめます。
03専門家向け
判断を一段深める
英語の自然言語要求を整えるための方法で、形式手法のように意味を完全に数理化するものではありません。日本語へ適用する場合も、定型に合うことだけで品質を判断しません。
別名・略語:Easy Approach to Requirements Syntax
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の受付端末で「通信が切れている間、端末は未送信件数を表示する」と書き、状態条件と必要な応答を分けて確認します。
理解を助けるための架空の例です。適用する条件
対象システム
期待する応答
条件・対象・応答という要求文の部品を示し、すべての記述パターンは省略しています。
ここは誤解しやすい
構文をそろえても、誤った業務目的や不足した条件までは自動的に直りません。
この知識を、組織の力へ。
