スコープ・要求
FAST図法
Function Analysis System Technique Diagram
読み:ふぁすとずほう
機能を実現手段と目的の関係で結び、改善余地を考えるための図法。
01初心者向け
まず意味をつかむ
設備や仕組みが何をしているかを短い言葉で並べ、その機能をどう実現するか、何のために必要かを考える。
02実務者向け
仕事でどう使うか
部品名を避けて動詞と対象で機能を書き、目的から実現機能に向かって並べる。逆向きに目的を問い直し、複数の実現方法を比較する場所を選ぶ。
03専門家向け
判断を一段深める
横のつながりは作業時刻の順番ではなく手段と目的の関係である。補助機能や制約を主線と区別し、図が説明する対象範囲と、別の案でも満たすべき性能を明記する。
IN PRACTICE
具体例で考える
図書館の返却箱で「資料を保全する」を起点に「雨水を遮る」「水分を排出する」などを整理し、交換しやすい部材を考えた。
理解を助けるための架空の例です。資料を保全する
雨水の侵入を防ぐ
開口部を覆う
右方向に実現方法を問い、左方向に必要な理由を問う。
ここは誤解しやすい
現行設備を構成する部品だけを転記すると、別の方法で実現できる機能を見つけにくい。
この知識を、組織の力へ。
