調達・契約
確定定額契約(FFP)
Firm Fixed Price Contract
読み:かくていていがくけいやく
供給者の実際の原価の増減によっては、原則として価格を調整しない確定定額の契約です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
作るための費用が予定より増えても減っても、合意した範囲の代金は原価に合わせて自動で変えない形です。
02実務者向け
仕事でどう使うか
仕様と受入基準を固め、価格の前提と変更条項を確認します。供給者が原価リスクを見積もれるか、履行が続けられるかも評価します。
03専門家向け
判断を一段深める
原価リスクを供給者へ強く配分する一方、発注者に納品不能や品質低下のリスクは残ります。FFPという名称から、契約変更や正当な追加請求が一切認められないと断定しないことが重要です。
別名・略語:FFP
IN PRACTICE
具体例で考える
合意範囲の教材制作を100万円で依頼し、供給者の内部工数が増えたことだけでは価格を精算しない条件を置きます。
理解を助けるための架空の例です。契約:範囲と100万円
供給者:原価の増減を負担
変更:範囲追加は別途確認
確定定額の考え方を示す例です。具体的な調整権利は契約によります。
ここは誤解しやすい
供給者の原価増と、発注者による範囲追加は別の問題です。
この知識を、組織の力へ。
