日程・進捗
合流バイアス
Merge Bias
読み:ごうりゅうばいあす
複数の先行経路がそろうのを待つ合流点で、不確かさにより完成予測が遅い側へ偏る現象です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
二つの仕事を両方終えてから次へ進むときは、遅いほうを待ちます。それぞれの平均日数だけを並べると、待ち合わせの遅れを小さく見積もりがちです。
02実務者向け
仕事でどう使うか
複数部門の完了を待つ試験開始などを探します。各経路の期間の幅と共通原因をモデル化し、単純に平均日数を置いた日程とシミュレーション結果を比較します。
03専門家向け
判断を一段深める
偏りの大きさは経路数、ばらつき、相関で変わります。各経路の遅延確率をそのまま足すことはできません。合流前の余裕と分散対策を合わせて評価します。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の準備A・Bが各50%で5日、50%で7日なら、独立の場合に両方5日でそろうのは25%だけです。
理解を助けるための架空の例です。Aの完了時点
Bの完了時点
遅い側で合流
A・Bは並列の入力で、左から順に実行する仕事を示していません。
ここは誤解しやすい
平均6日の経路二つが必ず6日で合流すると考えないようにします。
この知識を、組織の力へ。
