調達・契約
契約の相対効
Privity of Contract
読み:けいやくのそうたいこう
契約による権利義務の関係を、原則としてその契約の当事者間で捉える考え方です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
発注者が元請へ依頼し、元請が下請へ依頼した場合、発注者と下請は同じ契約の相手ではありません。誰に何を求められるかは契約関係を確かめます。
02実務者向け
仕事でどう使うか
契約の当事者、請求先、指示権限、第三者への権利付与を整理します。直接契約のない下請へ依頼する際は、元請を通すべき範囲を確認します。
03専門家向け
判断を一段深める
第三者の権利や法令上の責任など例外があり、契約当事者でないから一切責任がないとはいえません。各国の制度と個別条項に応じて判断します。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の施工案件で発注者が下請へ追加作業を指示しかけたため、元請との変更手続を通して責任と費用を明確にします。
理解を助けるための架空の例です。発注者と元請の契約
元請と下請の契約
例外や直接合意の確認
二つの契約を区別する概念図で、第三者責任を否定する図ではありません。
ここは誤解しやすい
現場で指示できることと、契約上その費用や責任を引き受けることを混同しません。
この知識を、組織の力へ。
