アジャイル
検査(スクラム)
Inspection in Scrum
読み:けんさ
スクラムの作成物やゴールへの進み具合を確かめ、望ましくない変化を早く見つけることです。
01初心者向け
まず意味をつかむ
できたものや今の計画を見て、目指す状態との違いを確かめます。誰かの失敗を探すためではなく、次に必要な対応を見つけるために行います。
02実務者向け
仕事でどう使うか
デイリースクラムではスプリントゴールへの進みを、レビューでは成果と周囲の変化を確認します。検査で見つかった差を、その場の計画調整や次の判断につなぎます。
03専門家向け
判断を一段深める
検査には信頼できる観察対象と共通の基準が必要です。頻度だけを上げても、成果が未統合だったり指標の意味が曖昧だったりすると誤判断を招きます。検査の負担と、学びを行動へ移す余地の両方を確保します。
別名・略語:スクラムの検査
IN PRACTICE
具体例で考える
デイリースクラムで予約処理の結合が進んでいないと分かりました。各人の作業量報告を続ける代わりに、その日の協力体制を組み替えます。
理解を助けるための架空の例です。ゴール:予約を完了
確認:結合が停滞
調整:共同作業へ
スクラムの検査を簡略化した架空例です。検査そのものでは問題は解消しません。
ここは誤解しやすい
製品の品質検査だけを指す言葉ではありません。ゴールへの進捗も検査対象です。
参考資料
スクラムガイド(2020年11月)、Ken Schwaber・Jeff Sutherland。日本語訳:角征典・荒本実・和田圭介。CC BY-SA 4.0。原文を参考に独自の説明・架空例・図解を作成。 · 利用条件
解説・具体例・図解は独自に作成しています。
この知識を、組織の力へ。
