品質
命令網羅率
Statement Coverage
読み:めいれいもうらりつ
命令網羅率は、対象のコードにある実行可能な命令のうち、テストで一度以上実行した命令の割合です。
まず意味をつかむ
料金を計算するプログラムで、一度も動かしていない処理がどれだけあるかを見る尺度です。動いたことは結果の正しさと別に確かめます。
仕事でどう使うか
計測範囲と除外するコードの理由を合意し、実行していない命令を調べます。重要な処理は結果や副作用まで確かめるケースを作ります。
判断を一段深める
行網羅と命令網羅を区別します。一行に複数の命令がある場合もあり、同じ計測率に見えても、分岐の偽側を通っているとは限りません。
IN PRACTICE
具体例で考える
在庫計算で「欠品なら警告」だけを試し、実行可能な命令はすべて通りました。欠品しない場合に警告が出ないことは別のケースで確認しました。
理解を助けるための架空の例です。網羅率は実行した命令を対象の命令で割った割合。
ここは誤解しやすい
対象ファイルを減らして数字だけ改善しないようにします。範囲の変更を記録し、未計測部分のリスクを説明します。
参考資料
参考:ISTQB® Certified Tester Foundation Level Syllabus v4.0.1(2024)。著者:Renzo Cerquozzi、Wim Decoutere、Jean-François Riverin、Arnika Hryszko、Martin Klonk、Meile Posthuma、Eric Riou du Cosquer、Adam Roman、Lucjan Stapp、Stephanie Ulrich、Eshraka Zakaria。著作権者:同著者およびInternational Software Testing Qualifications Board。本文・具体例・図解は独自に作成しています。 · 利用条件
解説・具体例・図解は独自に作成しています。
この知識を、組織の力へ。
