品質
平均連長(ARL)
Average Run Length
読み:へいきんれんちょう
管理図等が信号を出すまでに必要となる観測点数の、確率的な平均です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
異常がないのに警報が出るまで、または変化が起きてから気付くまで、平均して何回測るかを表します。監視方法の敏感さを比較する尺度です。
02実務者向け
仕事でどう使うか
安定状態でのARLと、検出したい変化に対するARLを区別します。採取間隔と合わせて検知までの時間を見積もり、誤警報対応の負荷との均衡を考えます。
03専門家向け
判断を一段深める
平均値なので個々の検知時間を保証しません。観測独立等の前提や複数判定規則の追加で変わります。長いARLが常に良いのではなく、安定時と変化時で望ましい方向が異なります。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の監視で変化後ARLが5点、測定間隔が1時間なら、平均的な検知の目安は約5時間です。
理解を助けるための架空の例です。変化後ARL5点
採取は1時間ごと
平均検知目安約5時間
平均的な目安で、個別の警報時刻を保証する値ではありません。
ここは誤解しやすい
ARLを必ず警報が出る点数とせず、検出遅れの分布も必要に応じて確認します。
この知識を、組織の力へ。
