品質
校正
Calibration
読み:こうせい
測定標準の値と測定器の指示値の関係を、不確かさとともに確かめることです。
01初心者向け
まず意味をつかむ
測定器がどれくらいの値を示すかを、基準と比較して把握します。ずれていたら直す調整とは別で、校正自体が必ず機器の設定を変えるわけではありません。
02実務者向け
仕事でどう使うか
必要な範囲・精度に合う標準を使い、環境と手順を管理して比較します。結果、補正値、不確かさ、適用範囲を記録し、使用目的に照らして可否や次の確認時期を決めます。
03専門家向け
判断を一段深める
校正済みでも目的に必要な精度があるとは限りません。校正範囲外の使用、経時変化、使用環境で結果が変わり得ます。証明書の有無だけでなく、測定結果に使う補正と不確かさを確認します。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の温度計が基準50.0℃で50.4℃を示し、その点の偏りと不確かさを記録して測定の補正を検討します。
理解を助けるための架空の例です。基準50.0℃
指示50.4℃
差と不確かさを記録
一測定点の関係の例で、機器の調整を行ったことは示していません。
ここは誤解しやすい
校正を「正しい値へ自動的に調整すること」と説明しないようにします。
この知識を、組織の力へ。
