品質
計量トレーサビリティ
Metrological Traceability
読み:けいりょうとれーさびりてぃ
測定結果が、不確かさを明示した途切れない校正の連鎖を通じて、定めた標準へ結び付く性質です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
別の場所の測定結果と比べるには、何を基準にした数字かが必要です。機器の名前を追うだけでなく、測定結果まで基準とのつながりを説明できるようにします。
02実務者向け
仕事でどう使うか
使用標準と校正証明、測定手順、補正、不確かさを管理します。必要な測定範囲で連鎖が成立するか確認し、途中の環境や機器の変化も点検します。
03専門家向け
判断を一段深める
トレーサビリティは測定結果の性質で、機器や試験所の名前だけで保証されません。国家標準へつながっていても目的に必要な不確かさとは限らず、利用上の適合性は別に判断します。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の寸法検査で、使用ゲージから校正標準へたどる記録と各段階の不確かさを確認して結果を報告します。
理解を助けるための架空の例です。今回の測定結果
記録ある校正の連鎖
参照する測定標準
各段階の不確かさを含む連鎖の概念で、単なる機器の所在追跡ではありません。
ここは誤解しやすい
校正証明書が一枚あれば、あらゆる測定結果が追跡可能と考えないようにします。
この知識を、組織の力へ。
