調達・契約
エンジニアの契約上の決定
Engineer’s Determination
読み:えんじにあのけいやくじょうのけってい
採用した契約条項に従い、指定されたエンジニアが費用や工期などの契約上の論点について下す判断。
01初心者向け
まず意味をつかむ
工事の追加費用について発注者と施工者が合意できないとき、契約で役割を与えられた人が双方の資料を見て、当面の取扱いを決める場合がある。
02実務者向け
仕事でどう使うか
FIDICの条件書を使う案件では版と特記条件を確認し、事前の協議、資料提出、決定通知、異議の期限を工程管理する。費用と工期で判断の前提が異なる点も記録する。
03専門家向け
判断を一段深める
エンジニアが契約管理の他の場面で担う権限と、決定手続で要求される判断の扱いは条項ごとに確認する。決定の拘束力、異議後の効力、紛争審理に進む条件も契約に沿って読む。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の道路工事で追加の交通誘導費が争点になり、双方の記録を検討したエンジニアが支払い額を通知した。
理解を助けるための架空の例です。当事者の資料と協議
契約に基づく決定
通知後の手続を確認
契約で採用した版と特記条件を起点に扱う。
ここは誤解しやすい
現場での口頭了解を正式な決定として処理すると、通知や異議に関する契約手続を逃すおそれがある。
この知識を、組織の力へ。
