調達・契約
紛争回避・裁定委員会(DAAB)
Dispute Avoidance and Adjudication Board
読み:ふんそうかいひさいていいいんかい
工事の契約当事者が、意見の対立を早く解くために利用する独立の委員会です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
発注者と施工者の見方が食い違ったときに、現場の経過を知る第三者へ相談したり、正式に判断を求めたりします。
02実務者向け
仕事でどう使うか
定例の現場訪問、協議への関与、正式な付託で役割が変わります。プロジェクト側は、委員の選任手続、事実資料の提出経路、契約上の通知期限を整理します。
03専門家向け
判断を一段深める
FIDICの契約で用いられるDAABでは、助言と正式な裁定を区別します。裁定の効力や異議手続は、採用した契約書式と特別条件に照らして把握します。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の橋梁工事で、地盤条件について見解が割れました。PMは現地調査結果と日付付きの指示を整理し、委員会への付託中も安全に進められる範囲を調整しました。
理解を助けるための架空の例です。現場で状況を共有
助言か付託かを判断
合意事項か裁定を記録
契約で定めた手続に沿って、対立の経過と判断を残します。
ここは誤解しやすい
委員会との非公式な協議が、契約で求められる正式通知を済ませたことになるかは条項で確かめます。
この知識を、組織の力へ。
