品質
工程能力指数Cp
Process Capability Index Cp
読み:こうていのうりょくしすうしーぴー
両側の規格幅と工程のばらつきの幅を比べる、代表的な工程能力指数です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
要求の幅に対して、作られる値の散らばりがどれくらい小さいかを見ます。中心がずれているかはこの値だけでは分かりません。
02実務者向け
仕事でどう使うか
一般的な式はCp=(上限規格−下限規格)÷(6σ)です。安定した工程と妥当な分布を確認し、σの推定方法をそろえて計算します。
03専門家向け
判断を一段深める
Cpは工程の中心位置を考慮しません。値が高くても平均が規格の端へ寄れば不適合が出るため、Cpkや実データと併用し、普遍的な合格水準として一つの値を押し付けないようにします。
別名・略語:Cp
IN PRACTICE
具体例で考える
下限9、上限11、標準偏差0.2なら、Cpは2÷1.2で約1.67です。中心のずれは別途確認します。
理解を助けるための架空の例です。規格幅:11−9=2
工程幅:6×0.2=1.2
Cp:約1.67
標準的な両側規格の計算例です。分布と工程の安定性を仮定しています。
ここは誤解しやすい
Cpが高いことだけで、不良がゼロだと保証できるわけではありません。
この知識を、組織の力へ。
