調達・契約
予期しない現場条件(DSC)
Differing Site Conditions
読み:よきしないげんばじょうけん
契約で示された条件と大きく異なる地中・隠れた状態、または通常は想定しにくい異常な物理条件について扱う契約上の概念。
01初心者向け
まず意味をつかむ
掘ってみると、発注資料では想定されていない硬い地層が出ることがある。工期や費用が変わる場合、契約で定めた方法で知らせる。
02実務者向け
仕事でどう使うか
発見した位置、日時、写真、調査資料、予定した施工方法への影響を記録する。現場を変える前の通知が必要かを確かめ、権限者による確認と変更評価につなぐ。
03専門家向け
判断を一段深める
米国FARの例では、契約表示との重要な相違と、当該作業に通常伴わない物理条件を分ける。現場の予想外の出来事すべてに適用できるわけではなく、判断は条項と証拠による。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の橋の補修で、図面と異なる地下障害物を見つけ、施工者が位置を記録し、掘削を続ける前に契約担当者へ通知した。
理解を助けるための架空の例です。資料と現場の差を確認
状態を保存して通知
費用と工期を評価
具体的な通知要件と変更の可否は採用契約で確認する。
ここは誤解しやすい
現場を急いで片付けてから報告すると、発見時の状態を調査できず、費用や工期の影響も確認しにくい。
この知識を、組織の力へ。
