調達・契約
EPC(設計・調達・建設一括方式)
Engineering, Procurement and Construction
読み:いーぴーしー
施設や設備の設計、資機材の調達、建設を一つの契約で引き受ける実施方式。
01初心者向け
まず意味をつかむ
工場の設備を造る会社が、図面づくりから部材の購入、現地の工事までまとめて担当する。発注者はどのような性能の設備を受け取るかを契約で明らかにする。
02実務者向け
仕事でどう使うか
試運転の条件、発注者が供給する電力や用地、施設引渡しの判定、性能保証の測定方法を発注仕様に落とし込む。契約後は発注者による変更が工程と費用に及ぼす影響を管理する。
03専門家向け
判断を一段深める
一括契約でも許認可、既存設備との接続、地下条件などの分担は条項ごとに異なる。設計図へのコメント権限と責任の移転を混同せず、変更通知と性能試験の手続を照合する。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の処理施設では一社が設計と建設を担当し、発注者から渡された試験用水で処理能力を確認して引き渡した。
理解を助けるための架空の例です。性能を契約で指定
受注者が設計と建設
試運転で引渡し判定
受注者の工程と発注者が用意する試験条件を同じ計画で扱う。
ここは誤解しやすい
「一括」の表記だけで発注者側の準備を工程から外すと、用地提供や試験用資材の遅れが引渡しに波及する。
この知識を、組織の力へ。
