品質
フォールトツリー解析(FTA)
Fault Tree Analysis
読み:ふぉーるとつりーかいせき
起こってほしくない結果を頂点に置き、それを生む原因の組合せを論理的に分析する手法です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
大きな失敗を起点に、何が重なると起きるかを逆にたどります。一つずつの故障から考えるFMEAとは向きが異なります。
02実務者向け
仕事でどう使うか
頂上事象と範囲を明確にし、AND・ORなどの論理関係で原因を分けます。必要に応じて発生確率を扱い、共通原因やモデルの抜けを確認します。
03専門家向け
判断を一段深める
確率計算で独立性を仮定すると、共通原因による同時故障を過小評価する場合があります。図の論理と現実の構成が合うかを検証し、不明な条件を無理に数値化しないことが重要です。
別名・略語:FTA、故障の木解析
IN PRACTICE
具体例で考える
配信停止を頂上事象にし、主回線と予備回線の両方が使えない場合や、共通電源の停止から原因を整理します。
理解を助けるための架空の例です。頂上:配信が停止
経路1:両回線が不通
経路2:共通電源が停止
原因の論理構造を要約した図です。正式なFTAではAND・ORの関係を明示します。
ここは誤解しやすい
原因を線で結ぶだけでなく、どの組合せで結果が生じるかを明確にします。
この知識を、組織の力へ。
