スコープ・要求
インターフェース要求文書(IRD)
Interface Requirements Document
読み:いんたーふぇーすようきゅうぶんしょ
要素同士が接続して機能するために満たすべき境界条件を、検証可能な要求として記述する文書。
01初心者向け
まず意味をつかむ
機器の差込口の寸法や、アプリ同士でやりとりする情報の形式を定める。片側の担当者が替わっても、何を満たせば接続できるかが分かる。
02実務者向け
仕事でどう使うか
接続の両端を示し、信号の単位、許容差、タイミング、異常時の応答など、合否を決められる条件を書く。未確定値には決定期限を付け、各要求に検証方法を割り当てる。
03専門家向け
判断を一段深める
境界を成立させる必須条件と特定の実装案を区別する。要求と設計のどちらを管理文書で扱うかはプロジェクトで定義し、要求識別番号と変更の適用版を統一する。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の計測装置で、受信側が一定時間内に測定値を受け取ることと、欠測時に異常フラグが立つことを要求にした。
理解を助けるための架空の例です。接続する両端を特定
条件と許容差を記載
検証方法を割り当て
要求の識別番号を使って試験結果まで追跡する。
ここは誤解しやすい
寸法やデータ形式だけで十分と考え、停止や復帰時の応答を曖昧にすると、接続後の統合試験で食い違いが表面化する。
この知識を、組織の力へ。
