スコープ・要求
有効性尺度(MOE)
Measure of Effectiveness
読み:ゆうこうせいしゃくど
実際の利用環境で、システムが目的とする運用上の成果をどの程度出せるか測る尺度です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
災害時の連絡システムなら、画面の反応速度だけでなく、必要な相手に何分以内に連絡が届くかを測ります。
02実務者向け
仕事でどう使うか
利用者や運用担当者と、成果を測る単位、利用状況、目標値を決めます。通常時に加え、混雑や障害など、目的に関わる条件も定めます。
03専門家向け
判断を一段深める
機器単体の性能尺度は設計の達成度を評価します。有効性尺度は複数の機能や人の行動を含めた運用成果を評価するため、試験で再現すべき場面と制約を結び付けます。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の倉庫で、スキャナーの読取速度は目標を達成しましたが、返品ラベルの確認に時間がかかりました。現場全体の一件当たり処理時間を有効性の尺度にしました。
理解を助けるための架空の例です。運用で得たい成果を定める
条件と目標値を合意
場面に沿って測定
設計の数値が達成されても、利用者が目的を達成できるかを確かめます。
ここは誤解しやすい
測りやすい装置の数値を運用上の成功と同一視すると、利用の途中で起きる遅れを見落とします。
この知識を、組織の力へ。
