費用・見積り
名目割引率
Nominal Discount Rate
読み:めいもくわりびきりつ
物価変動を含む金額で表した将来収支の評価に対応する割引率です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
将来の値上がりを含めて予測したお金を、現在価値へ直すときに使います。実質の金額を使う場合とは分けて考えます。
02実務者向け
仕事でどう使うか
見積りの通貨、税引前後、物価の扱いを割引率とそろえます。費用だけ物価上昇を入れ、便益は入れないなどの不整合も点検します。
03専門家向け
判断を一段深める
借入金利を無条件に名目割引率として使えるわけではありません。評価対象の資本コストやリスクとの対応を検討し、実質率からの換算条件を示します。
IN PRACTICE
具体例で考える
名目率5.06%、物価上昇率2%なら、対応する実質率は1.0506÷1.02−1で3%です。
理解を助けるための架空の例です。名目率5.06%
物価上昇2%
実質率3%
数値は架空の単純例です。税・収支時点・価格水準などの前提をそろえて比較します。
ここは誤解しやすい
名目・実質という区分と、税引前・税引後という区分は別々に確認します。
この知識を、組織の力へ。
