品質
累積直行率(RTY)
Rolled Throughput Yield
読み:るいせきちょっこうりつ
複数の工程を通して、一度も手直し等をせず適合する見込みを表す累積的な直行率です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
各工程の合格率が高く見えても、何段階も通ると一度はやり直す対象が増えます。工程全体を最初から最後まで問題なく通れる割合に注目します。
02実務者向け
仕事でどう使うか
同じ流れと判定基準を用い、各段階へ到達した対象の初回適合率を求めます。整合する段階別の率を掛け合わせるなどして、全体の手戻りのない通過を評価します。
03専門家向け
判断を一段深める
母集団や戻り経路が異なる率を無条件に掛けると誤ります。実際の通過記録で確認できるなら直接数え、欠点モデルを使う方式ではその仮定を明示します。最終出荷歩留まりとは区別します。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の二工程の条件付き直行率が90%と80%なら、全体は72%です。各率の対象を一貫させます。
理解を助けるための架空の例です。第1工程90%
第2工程80%
累積72%
整合する条件付き率を掛ける単純例で、最終的な良品率ではありません。
ここは誤解しやすい
複数工程の率を足して平均した値を、全工程の直行率としないようにします。
この知識を、組織の力へ。
