アジャイル
シンプルな設計(XP)
Simple Design in XP
読み:しんぷるなせっけい
いま必要な振る舞いを満たし、理解しやすく変更しやすい設計を目指すXPの実践です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
まだ使うか分からない仕組みを大量に先回りして作るより、必要なことを分かる形で作ります。ただし、考えずに雑に作るという意味ではありません。
02実務者向け
仕事でどう使うか
要求を満たす検証を用意し、重複や分かりにくい構造を改善します。将来への備えが必要な部分と、今は不要な複雑さを分け、判断の理由を共有します。
03専門家向け
判断を一段深める
単純さは行数の少なさだけでは測れません。運用、安全性、性能、変更の見通しも考えます。先回りを避けることを理由に、既知の制約や必須の品質条件を無視すると、後の改修費用が大きくなるため注意が必要です。
IN PRACTICE
具体例で考える
一種類の通知しか必要ない段階で、十種類の配信方式を扱う複雑な基盤は作りません。必要な通知を確実に動かし、拡張の境界だけを分かりやすく整理します。
理解を助けるための架空の例です。今必要な通知
理解できる構造
学びに応じて改善
設計判断の例です。将来の要求を一切考えないという意味ではありません。
ここは誤解しやすい
シンプルを、確認を省くこと、設計記録を残さないこと、場当たり的に作ることと混同しません。
この知識を、組織の力へ。
