品質
状態遷移テスト
State Transition Testing
読み:じょうたいせんいてすと
状態遷移テストは、対象の現在の状態と起きた出来事に応じて、正しい次の状態や処理になるかを確かめる方法です。
まず意味をつかむ
申請が「下書き」か「承認済み」かで、編集ボタンの結果は変わります。画面操作だけでなく、操作前の状態も指定します。
仕事でどう使うか
状態、イベント、条件、処理、遷移先を表や図にします。許される遷移と禁止される遷移からケースを選びます。
判断を一段深める
時間切れや同時操作は遷移の順序を変えるため、条件を明示します。複数遷移を通るケースでは、失敗箇所を判別できるよう観測点を置きます。
IN PRACTICE
具体例で考える
配送予約で確定後の取り消しを試し、発送済みでは拒否、発送前では取消済みに移ることを別々に確認しました。
理解を助けるための架空の例です。同じイベントでも開始状態によって結果が変わる。
ここは誤解しやすい
全状態を一度ずつ訪ねても、遷移の一部が漏れます。必要な網羅範囲を状態と遷移に分けて決めます。
参考資料
参考:ISTQB® Certified Tester Foundation Level Syllabus v4.0.1(2024)。著者:Renzo Cerquozzi、Wim Decoutere、Jean-François Riverin、Arnika Hryszko、Martin Klonk、Meile Posthuma、Eric Riou du Cosquer、Adam Roman、Lucjan Stapp、Stephanie Ulrich、Eshraka Zakaria。著作権者:同著者およびInternational Software Testing Qualifications Board。本文・具体例・図解は独自に作成しています。 · 利用条件
解説・具体例・図解は独自に作成しています。
この知識を、組織の力へ。
