品質
不確かさバジェット
Uncertainty Budget
読み:ふたしかさばじぇっと
測定不確かさの各要因、評価方法、感度、寄与を整理し、合成の根拠を示す一覧です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
測定結果の幅がなぜその大きさなのかを、原因ごとに見えるようにします。校正、繰返し、温度等の寄与を比べれば、改善する場所も考えやすくなります。
02実務者向け
仕事でどう使うか
測定モデルに従い入力量の標準不確かさと感度係数を記載します。相関を考慮して合成し、支配的な寄与、仮定、単位、参照資料を記録します。
03専門家向け
判断を一段深める
各要因の数値を単純に足すとは限りません。独立なら二乗和の平方根等を用い、相関があれば共分散項が必要です。同じ要因を繰返し性と機器仕様で二重に加えないようにします。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の独立な標準不確かさ3と4が同じ感度で寄与するなら、合成標準不確かさは5です。
理解を助けるための架空の例です。独立な標準不確かさ3
独立な標準不確かさ4
二乗和平方根は5
同一単位・感度1・無相関の例で、一般に単純和を取るものではありません。
ここは誤解しやすい
拡張不確かさと標準不確かさを混在させて合成しないようにします。
この知識を、組織の力へ。
