スコープ・要求
WBS(作業分解構成図)
Work Breakdown Structure
読み:だぶりゅーびーえす
必要な成果と仕事の全体像を、扱いやすい単位へ階層的に分けて整理したものです。
01初心者向け
まず意味をつかむ
大きな仕事をそのまま進めると、何をすればよいか分かりません。WBSでは、完成させるものを手掛かりに仕事を小さく分け、抜けを見つけやすくします。
02実務者向け
仕事でどう使うか
まず合意した範囲を確認し、成果物を分解します。末端の単位は、見積り、担当の明確化、完了確認ができる粒度にします。仕事を分けた後、日程上の順番や依存関係を別途検討します。
03専門家向け
判断を一段深める
上位の範囲と下位要素の合計が整合するようにし、重複と漏れを確認します。分解の深さを一律にせず、リスクや管理責任に応じて調整します。辞書形式の補足情報で境界と完了条件を明示すると、委任や変更判断に使えます。
IN PRACTICE
具体例で考える
社内研修の開催を「教材」「会場」「募集」「当日運営」に分けます。「教材」はさらに「スライド」「演習シート」「講師用説明」に分解し、各項目の完成条件を決めます。
理解を助けるための架空の例です。社内研修の開催
教材スライド演習シート講師用説明
会場会場手配設備準備
募集・当日運営募集の準備当日の運営準備
上から下へ仕事を分解した階層図です。作業の順番は表していません。分解の全項目を示すものではありません。
ここは誤解しやすい
WBSは日程表そのものではありません。階層の上下は、着手する順番や優先順位を意味しません。
この知識を、組織の力へ。
