費用・見積り
費用便益比(BCR)
Benefit-cost Ratio
読み:ひようべんえきひ
同じ評価条件で現在価値に換算した便益を、費用で割って比較する指標です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
費用1円に対して、何円分の便益が見込めるかを考えます。何を便益・費用に入れるかをそろえることが前提です。
02実務者向け
仕事でどう使うか
評価期間と割引率を統一し、便益現在価値÷費用現在価値で求めます。計上項目と除外した効果を示し、NPVや非金銭的条件と併用します。
03専門家向け
判断を一段深める
費用を便益側の控除として扱うかで比率が変わることがあります。比率の大きい案が、予算全体で最大の純価値を生むとは限らない点にも注意します。
別名・略語:BCR
IN PRACTICE
具体例で考える
便益の現在価値が1,200万円、費用の現在価値が1,000万円なら、定義した範囲のBCRは1.2です。
理解を助けるための架空の例です。便益PV:1,200万円
費用PV:1,000万円
BCR:1.2
数値は架空の単純例です。税・収支時点・価格水準などの前提をそろえて比較します。
ここは誤解しやすい
BCRが1を超えることだけで、すべての制約や影響を満たしたと判断しません。
この知識を、組織の力へ。
