IT・システム開発
境界値分析
Boundary Value Analysis
読み:きょうかいちぶんせき
入力範囲などの境目に着目し、その付近の値を選んで誤りを見つける試験技法です。
まず意味をつかむ
18歳以上などの条件では、境目の扱いを間違えやすくなります。範囲の真ん中だけでなく、境目とその近くを重点的に確認します。
仕事でどう使うか
有効・無効の領域と境界を特定し、採用する網羅基準に応じて試験値を選びます。単位、桁、丸め、日付の切替条件も確認します。
判断を一段深める
境界値分析は、順序付けできる範囲に適した技法です。文字の意味や複雑な状態遷移など、別の観点が必要な対象をこれだけで網羅できるとは考えず、他の技法と組み合わせます。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の申込人数が1〜10人の整数なら、0、1、2、9、10、11などを候補に、選んだ基準に沿って確認します。
理解を助けるための架空の例です。1〜10人の整数という単純条件の例です。値の選択は網羅基準で変わります。
ここは誤解しやすい
何が境界かを定めず、最小値と最大値だけを試して十分と考えないようにします。
参考資料
参考:ISTQB® Certified Tester Foundation Level Syllabus v4.0.1(2024)。著者:Renzo Cerquozzi、Wim Decoutere、Jean-François Riverin、Arnika Hryszko、Martin Klonk、Meile Posthuma、Eric Riou du Cosquer、Adam Roman、Lucjan Stapp、Stephanie Ulrich、Eshraka Zakaria。著作権者:同著者およびInternational Software Testing Qualifications Board。本文・具体例・図解は独自に作成しています。 · 利用条件
解説・具体例・図解は独自に作成しています。
この知識を、組織の力へ。
