調達・契約
不備のある価格データによる価格設定
Defective Pricing
読み:ふびのあるかかくでーたによるかかくせってい
米国連邦調達で、認証が求められる原価・価格データの不備によって、契約価格が増加した場合などに論点となる価格設定。
01初心者向け
まず意味をつかむ
見積りの交渉に使う資料で、判明していた仕入れ価格の引下げが反映されないと、発注者が高い価格で合意する場合がある。その影響を調べる。
02実務者向け
仕事でどう使うか
FAR適用案件では認証対象、合意した基準日、提出した資料の版と交渉記録を照合する。どのデータが見直されたかと、交渉価格への影響を別々に記録する。
03専門家向け
判断を一段深める
認証データに不備があることと、不備の結果として交渉価格が増加したことを区別する。価格調整の可否と算定は、適用条項、相殺や下請データの扱いを含めて確認する。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の米国連邦設備契約で、交渉前に入手した部品単価の改定が資料に含まれず、合意額に与えた影響が調査された。
理解を助けるための架空の例です。認証対象と基準日を特定
提出情報の不備を検討
合意価格への影響を評価
価格調整はデータの不備と価格への影響を区別して判断する。
ここは誤解しやすい
事後に原価が下がっただけで当時のデータに不備があったとみなすと、基準日時点で利用可能だった事実の検討が抜ける。
この知識を、組織の力へ。
