運用・サービス
エラーバジェット
Error Budget
読み:えらーばじぇっと
定めたサービス目標を満たす範囲で許容される、失敗や停止などの余地です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
完全無停止だけを追うのではなく、事業として必要な目標に対して、どれだけ余裕が残るかを見ます。変更と安定性の判断を共通の基準で話せるようにします。
02実務者向け
仕事でどう使うか
SLOと同じ対象・期間で失敗の許容量を定め、消費の速さを監視します。余地が少なくなったときに、公開を抑えるか、信頼性改善を優先するかの方針を合意します。
03専門家向け
判断を一段深める
これは障害を起こしてよいという許可ではありません。人命や法令など別の制約がある場合は、それが優先されます。割合の分母や除外条件を変えて見かけ上の余裕を作らないことも重要です。
別名・略語:エラー予算
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の目標が要求成功率99.9%で、対象が10万件なら、失敗100件が目標上の余地に相当します。80件失敗した時点で残りと増加傾向を確認します。
理解を助けるための架空の例です。SLOから決まる許容量
実際の失敗の累積
残る余地と変更判断
要求件数で定義する単純例です。時間ベースの目標とは計算方法が異なります。
ここは誤解しやすい
エラーバジェットを未使用の予算金額や、担当者が自由に使える停止時間と同一視しません。
この知識を、組織の力へ。
