品質
EWMA管理図
Exponentially Weighted Moving Average Chart
読み:いーだぶりゅーえむえーかんりず
最近の観測に大きな重みを置きながら過去の情報も残し、工程の緩やかな変化を監視する管理図です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
一回の測定だけでなく、これまでの流れをなだらかにまとめて見ます。少しずつずれる傾向を見つけるため、古いデータの重みを徐々に小さくします。
02実務者向け
仕事でどう使うか
初期値と重みλを定め、今回の値のλ倍と前回EWMAの1-λ倍を足して更新します。安定時データから監視限界を設計し、時系列で信号を確認します。
03専門家向け
判断を一段深める
λが小さいほど過去を長く記憶します。単なる移動平均表示に管理限界を足せばよいとは限りません。観測の独立性、分布、初期段階の限界の扱いを確認して設計します。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の前回EWMA100、今回の値110、λ=0.2なら、新しいEWMAは102です。
理解を助けるための架空の例です。前回100の80%
今回110の20%
新EWMA102
重み付き更新の計算例で、管理限界や合否判定値を示していません。
ここは誤解しやすい
平滑化で見やすくなっても、短時間の大きな異常を見落とす可能性に注意します。
この知識を、組織の力へ。
