費用・見積り
見積りの基本条件・仮定(GR&A)
Ground Rules and Assumptions
読み:みつもりのきほんじょうけんかてい
複数の見積りを同じ土台で作るための共通条件と、未確定の情報を補う仮定。
01初心者向け
まず意味をつかむ
システムの費用を比べるとき、保守を含める年数をそろえる。利用者数が未定なら、暫定の人数を書いて、その人数を使った計算だと分かるようにする。
02実務者向け
仕事でどう使うか
PMは対象範囲、価格時点、通貨、供用期間などの共通条件を見積担当と合意する。仮定には根拠、確認担当、見直し時期を付け、変更時に影響する費目を明らかにする。
03専門家向け
判断を一段深める
複数案で同じ条件を使う箇所と、案ごとに異なる条件を分ける。費用への影響が大きい仮定は感度を調べ、見積根拠文書と計算モデルに同じ版を反映する。
別名・略語:GR&A
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の設備更改では、比較各案の保守期間を5年に統一した。電力価格には暫定値を使い、価格が変わる場合に導入案の順位がどう変わるかを確かめた。
理解を助けるための架空の例です。比較条件をそろえる
未確定事項を仮置き
変更時に再計算
見積りが成立する条件を明示し、確定情報に合わせて見直す。
ここは誤解しやすい
仮定と確定済みの要件を同じ欄に混ぜると、どの値が変わりうるか分からない。見積会議で変更の責任者と期限を確認する。
この知識を、組織の力へ。
