調達・契約
上限保証価格(GMP)
Guaranteed Maximum Price
読み:じょうげんほしょうかかく
契約の対象範囲に対し、定めた条件のもとで発注者が支払う価格の上限を設定する仕組み。
01初心者向け
まず意味をつかむ
工事にかかった費用に応じて支払う方式でも、当初の条件に対して「ここまで」という枠を決められる。工事内容が変われば枠を見直す場合がある。
02実務者向け
仕事でどう使うか
対象の図面と範囲、工事原価、報酬、予備費、未確定項目を明記する。実績費用と上限との差の扱いを決め、変更承認ごとに現行の上限と予測額を更新する。
03専門家向け
判断を一段深める
対象外の作業、物価変動や設計変更による調整、予備費の使用権限は契約で異なる。固定総額契約と区別し、実績費用を確認する証拠や、節約額の配分を明文化する。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の研修施設の建設で、発注者が追加の防音仕様を承認したため、見積明細と根拠を確認して上限を更新した。
理解を助けるための架空の例です。対象範囲と上限を設定
実績と予測を追跡
承認した変更で更新
上限の数字を、対象範囲と承認履歴に結び付ける。
ここは誤解しやすい
上限だけを比較し、見積りから外した工事や未確定の設備費を揃えないと、案の費用を公平に比べられない。
この知識を、組織の力へ。
