品質
I-MR管理図
Individuals and Moving Range Chart
読み:あいえむあーるかんりず
測定値を一個ずつ扱い、その値と隣接する観測の差を使って工程の位置と変動を監視する図です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
毎回一個しか測れない場合にも使える管理図です。測定値そのものと、一つ前の値からどれだけ変わったかを並べて、変化を探します。
02実務者向け
仕事でどう使うか
観測の順序を保ち、隣接値の差の絶対値を移動範囲として求めます。安定した基準データから限界を決め、個別値の図と移動範囲の図を一緒に確認します。
03専門家向け
判断を一段深める
時間的な自己相関が強いと通常の限界の解釈が崩れます。分布や採取間隔を点検し、異なる工程を一つへ混ぜないようにします。規格への適合判断とは目的が異なります。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の日次処理時間が10分、13分なら、その間の移動範囲は3分です。日々の個別値と差の変化を追います。
理解を助けるための架空の例です。前回10分
今回13分
移動範囲3分
連続する二観測の計算例で、平均処理時間や規格幅ではありません。
ここは誤解しやすい
連続した値を都合よく並べ替えると、移動範囲の意味が変わるため順序を保持します。
この知識を、組織の力へ。
