アジャイル
リトルの法則
Little's Law
読み:りとるのほうそく
安定した流れでは、平均仕掛かり量が、平均完了率と平均滞在時間の積になるという関係です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
仕事を多く抱えると、同じ完了能力のままでは一件が流れを通る時間が長くなることを考える手掛かりです。平均値同士の関係を扱います。
02実務者向け
仕事でどう使うか
対象範囲と単位をそろえ、平均WIP=平均スループット×平均サイクルタイムとして検討します。変化する需要や作業の流出入を調べ、適用条件を確かめます。
03専門家向け
判断を一段深める
一定期間だけの偶然や、未完了が増え続ける不安定な状態へ、無条件に当てはめないことが重要です。法則は一件の納期や因果を直接保証しません。同じ範囲の長期平均という前提を確認し、WIPを下げた場合の能力変化も観察します。
IN PRACTICE
具体例で考える
安定した流れで平均WIPが10件、週の平均完了が5件なら、平均滞在時間は2週間と考えられます。個々の仕事が必ず2週間で終わるという予測ではありません。
理解を助けるための架空の例です。平均WIP10件
平均完了率5件/週
平均滞在2週
安定した流れでの単純な架空例です。個別案件の納期保証には使いません。
ここは誤解しやすい
単位を週と日で混ぜたり、異なる範囲のWIPと完了率を組み合わせたりしないようにします。
この知識を、組織の力へ。
