IT・システム開発
疎結合
Loose Coupling
読み:そけつごう
構成要素同士の依存を必要な接点に絞り、一方の変更が他方へ広がりにくくする設計です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
隣の部品の内部事情を知らなくても、約束した受渡し方法で利用できる状態です。相手の中身を直接書き換えるつなぎ方より、変更に対応しやすくなります。
02実務者向け
仕事でどう使うか
データ形式や呼出し方法を明示し、内部処理への直接依存を減らします。変更時には接点の互換性を確認し、利用側への通知や移行期間を計画します。
03専門家向け
判断を一段深める
依存をゼロにすることが目的ではありません。接続の抽象化や非同期化は、状態の把握や障害時の整合を難しくする場合もあります。変えたい部分を独立させるという目的に照らして判断します。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の請求機能が会員台帳を直接更新する方式をやめ、公開された会員更新APIを使うことで、台帳内部の変更影響を限定します。
理解を助けるための架空の例です。利用側の必要情報
合意した接点
提供側の内部処理
部品間の境界を示す図で、依存が完全になくなることを表しません。
ここは誤解しやすい
APIを使うだけで、データ意味や運用面の依存までなくなるわけではありません。
この知識を、組織の力へ。
