品質
工程性能指数Pp
Process Performance Index Pp
読み:こうていせいのうしすうぴーぴー
全体の標準偏差を用い、規格幅に対して実績の広がりがどの程度かを表す工程性能指数です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
短い同一条件のばらつきだけでなく、観測期間全体の変動を使います。規格の幅に結果の広がりが収まりそうかを見ますが、中心のずれは直接考慮しません。
02実務者向け
仕事でどう使うか
正規分布を想定する基本形では、Pp=規格上限と下限の差÷全体標準偏差の6倍です。期間と対象を明示し、Ppkや時系列図と合わせて評価します。
03専門家向け
判断を一段深める
全体に複数の工程状態が混ざると、単一の性能値では説明できない場合があります。Cpとの違いは主にばらつきの推定方法です。正規性や安定性を無視して不適合率を断定しないようにします。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の規格幅12mm、全体標準偏差2mmならPpは1です。平均がどこにあるかは別に確認します。
理解を助けるための架空の例です。規格幅12mm
全体σは2mm
Ppは12÷12=1
正規分布の基本式の計算例で、平均位置や不適合率は示していません。
ここは誤解しやすい
Ppが大きくても中心が外れていれば不適合が生じます。Ppだけで合格としません。
この知識を、組織の力へ。
