経営・ガバナンス
プロジェクト審査文書(PAD)
Project Appraisal Document
読み:ぷろじぇくとしんさぶんしょ
PADは、世界銀行の案件審査に向け、事業の目的、設計、実施の体制、リスクなどをまとめる文書です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
案を承認する人は、何をするかだけでなく、誰が実行し、どう成果を確認するかも知る必要があります。PADはそうした判断材料を一つに集めます。
02実務者向け
仕事でどう使うか
設計担当と実施機関で目的と構成をそろえ、費用、実施の分担、主要リスク、成果指標の裏付けをまとめます。未確定の条件は、次の判断までに解決する項目として分けます。
03専門家向け
判断を一段深める
機関固有の文書であり、他組織の承認文書と目的が似ていても様式や対象は異なります。財務・技術・事業の前提をそろえ、審査後の実施監督で使える測定設計を残すことが重要です。
IN PRACTICE
具体例で考える
配水網改善で、対象地域、工事区分、漏水の指標、用地の未確定箇所、担当機関の実施能力を審査用に整理します。
理解を助けるための架空の例です。案件設計
実行とリスク
審査に渡す文書
設計と成立性の根拠を審査のためにまとめる。
ここは誤解しやすい
計画した成果を先に確定した実績のように書かず、目標、仮定、確認済みの事実を区別します。
この知識を、組織の力へ。
