品質
S管理図
Standard Deviation Control Chart
読み:えすかんりず
各群の標準偏差を時間順に並べ、工程内のばらつきが安定しているかを確認する管理図です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
同じ条件で採った測定値の広がりを、すべての値を使う標準偏差で見ます。平均が動いていなくても、品質のそろい方が変わったことに気付けます。
02実務者向け
仕事でどう使うか
合理的な群を作り、群内の標準偏差を計算します。群サイズに応じた管理限界を設定し、平均を監視するXバー図と合わせて変化を調べます。
03専門家向け
判断を一段深める
標準偏差がゼロに近くても測定分解能不足で差を拾えていない可能性があります。群サイズや分布の前提を点検し、異常点を消すだけで管理限界を作り直さないようにします。
IN PRACTICE
具体例で考える
架空の寸法測定で、各時間帯の10個を一群にして標準偏差を追い、工具交換後にばらつきが増えたことを調べます。
理解を助けるための架空の例です。同条件で10個測定
群内の標準偏差
時系列で変化を検出
ばらつきの監視であり、製品規格の上下限を示す図ではありません。
ここは誤解しやすい
規格内の群だから安定と判断せず、過去のばらつきと比較する管理図の役割を保ちます。
この知識を、組織の力へ。
