アジャイル
スクラムの責務
Scrum Accountabilities
読み:すくらむのせきむ
スクラムチームにおける、開発者・プロダクトオーナー・スクラムマスターの三つの結果責任です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
誰がどの結果に責任を持つかを区別する考え方です。上司と部下の階層や、すべての仕事を三分割する職種表ではありません。
02実務者向け
仕事でどう使うか
価値の最大化、利用可能な成果の作成、チームの有効性について責任の所在を確認します。仕事を委任する場合も、誰が結果を引き受けるかを曖昧にしません。
03専門家向け
判断を一段深める
実際の組織の職位や契約上の責任とは別に確認する必要があります。三つの責務を区別しても、スクラムチームとして一つの目的に向かうことは変わりません。責任の押し付け合いを防ぐため、具体的な判断場面で認識を合わせます。
別名・略語:スクラムの責任、スクラムの役割、Scrum Roles、結果責任(スクラム)、アカウンタビリティ(スクラム)
IN PRACTICE
具体例で考える
改善候補の順序はプロダクトオーナーが判断し、実現方法は開発者が計画します。協力を妨げる組織上の障害にはスクラムマスターが働き掛けます。
理解を助けるための架空の例です。価値:プロダクトオーナー
成果:開発者
有効性:スクラムマスター
責務の焦点を簡略化した図です。相互の協力やチーム全体の責任を排除しません。
ここは誤解しやすい
役割の名前だけを既存の役職に当てはめても、責務への理解がそろったとは限りません。
参考資料
スクラムガイド(2020年11月)、Ken Schwaber・Jeff Sutherland。日本語訳:角征典・荒本実・和田圭介。CC BY-SA 4.0。原文を参考に独自の説明・架空例・図解を作成。 · 利用条件
解説・具体例・図解は独自に作成しています。
この知識を、組織の力へ。
