アジャイル
勇気(スクラム)
Courage in Scrum
読み:ゆうき
スクラムの価値基準の一つで、必要な問題提起や難しい課題に向き合う姿勢です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
言いにくい不具合や無理な計画に気付いたとき、目的のために伝えて行動します。無謀に挑むことではなく、問題を隠さないための勇気です。
02実務者向け
仕事でどう使うか
懸念を事実と影響で説明し、試せる改善や支援の求め方を示します。スクラムマスターは、権限や慣習が問題の解消を妨げている場合、組織への働き掛けを支援します。
03専門家向け
判断を一段深める
勇気を個人の度胸へ任せるだけでは、立場の弱い人に負担が集中します。発言後の対応経路や支援を整え、合理的な異論を歓迎する必要があります。安全や法令を損なう挑戦を正当化する価値基準ではありません。
IN PRACTICE
具体例で考える
完成扱いを求められた機能に重大な不具合が残っていました。担当者が完成の定義との不一致を説明し、チームが未完成として扱う判断を支えます。
理解を助けるための架空の例です。不具合の事実
ゴール・品質への影響
対処と支援の提案
価値基準を行動で示す例です。問題提起の責任を一人に負わせる図ではありません。
ここは誤解しやすい
危険を承知で品質基準を破ることを、勇気ある行動と呼ばないようにします。
参考資料
スクラムガイド(2020年11月)、Ken Schwaber・Jeff Sutherland。日本語訳:角征典・荒本実・和田圭介。CC BY-SA 4.0。原文を参考に独自の説明・架空例・図解を作成。 · 利用条件
解説・具体例・図解は独自に作成しています。
この知識を、組織の力へ。
