品質
現状使用の承認
Use-as-is Disposition
読み:げんじょうしようのしょうにん
現状使用の承認は、要求との差がある品物について、物理的な手直しを行わずに、指定した条件で使用できると判断する不適合処置です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
外装の位置が図面からわずかにずれていても、取り付けや使用に影響しないと調べて承認を得れば、その品を使える場合があります。
02実務者向け
仕事でどう使うか
個品やロット、差異、意図した用途、評価結果、承認者を記録します。顧客や契約の権限を確認し、後工程が条件を知れるようにします。
03専門家向け
判断を一段深める
機能、互換性、将来の保守、安全性を評価します。承認の対象を限定し、同じ差が繰り返される場合は工程改善や要求見直しを別に扱います。
IN PRACTICE
具体例で考える
内部パネルの表示位置がずれましたが、識別性や保守性を評価し、権限者が当該個体に限って現状使用を承認しました。
理解を助けるための架空の例です。差異と対象の識別
用途上の評価
範囲を限定した承認
承認範囲を個品やロットに結びつける。
ここは誤解しやすい
一度の承認を将来の製造ロットに流用しません。許容範囲を変える場合は正式な設計変更にします。
この知識を、組織の力へ。
