データ・分析
分割時系列分析(ITS)
Interrupted Time Series Analysis
読み:ぶんかつじけいれつぶんせき
分割時系列分析は、介入の前後で指標を繰り返し観測し、介入時点を境に水準や変化の傾きが変わったかを調べる方法です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
新しい手順の導入後に待ち時間が短くなっても、導入前から短くなり続けていたかもしれません。前後の推移を見て、変化の起点を調べます。
02実務者向け
仕事でどう使うか
介入の時点と効果が現れる時期を決め、前後に十分な観測点をそろえます。水準の急な変化と傾きの変化を区別し、季節性、自己相関、同時期の別施策を検討します。
03専門家向け
判断を一段深める
比較群のない分析では、同時期に起きた外部変化と介入の効果を分けにくい場合があります。比較系列や別の指標を併用し、段階導入や計測変更が推定に及ぼす影響を調べます。
IN PRACTICE
具体例で考える
問い合わせの分類を自動化した月を境に、月別の処理時間がすぐ短くなったのか、その後の改善速度が上がったのかを分けて調べます。
理解を助けるための架空の例です。導入前の傾向
導入の時点
水準と傾きの変化
導入しなかった場合の推移を想定し、導入後との差を調べる。
ここは誤解しやすい
導入前後の一回ずつの比較では、それ以前の傾向や季節変動を調べられません。
この知識を、組織の力へ。
