データ・分析
ランダム化比較試験(RCT)
Randomised Controlled Trial
読み:らんだむかひかくしけん
ランダム化比較試験は、対象を無作為に介入群と比較群に分け、結果の差から介入の効果を推定する方法です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
新しい案内を使った人の満足度が高くても、もともと関心が高い人が使った可能性があります。誰に案内するかを無作為に決めると、そのような偏りを抑えられます。
02実務者向け
仕事でどう使うか
対象者、割付単位、主要指標、観察期間、分析方法を先に決めます。実施後は割付、実際の参加、追跡不能を区別し、比較群が介入内容を受け取るような影響も記録します。
03専門家向け
判断を一段深める
無作為割付は平均として比較可能性を高めますが、少数の対象では偶然の偏りもあり得ます。割付時点の群に従う分析、集団単位で割り付けた場合の誤差、他の対象への適用可能性を検討します。
IN PRACTICE
具体例で考える
新しい来店案内の効果を見るため、同意した利用者を二種類の案内に無作為に割り付け、翌月の予約完了率を比較します。
理解を助けるための架空の例です。対象を登録
無作為な割付
結果の差を推定
割付段階の偏りを抑え、条件間の結果を比べる。
ここは誤解しやすい
実施後に都合のよい指標だけを選ぶと結論が偏ります。主要指標と判断時点を先に決めます。
この知識を、組織の力へ。
