費用・見積り
支出削減を伴わない便益
Non-cash-releasing Benefit
読み:ししゅつさくげんをともなわないべんえき
支出削減を伴わない便益は、実際に支払う金額が減らなくても、処理能力や職員の時間に余力が生まれるなどの便益です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
同じ人数でも作業が早く終われば、待たせていた別の依頼に対応できます。給与の支出が変わらなくても、できる仕事が増える点に価値があります。
02実務者向け
仕事でどう使うか
作業時間や処理件数の変化を測り、浮いた資源の使い先を決めます。人件費換算を使う場合は、実際の支出削減ではなく、能力や時間の価値の推定だと記録します。
03専門家向け
判断を一段深める
短時間の余力が多くの人に分散すると、まとまった仕事に振り向けられない場合があります。対象業務の繁閑、配置転換の制約、維持に必要な負担を確認して、実際に得られる便益を判断します。
IN PRACTICE
具体例で考える
毎週の集計を自動化し、経理担当者の時間を取引先の問い合わせ対応に振り向けます。給与や委託費の総額は変わりません。
理解を助けるための架空の例です。処理の効率化
使える時間や能力
新たな使い道
余力が生じたことと、その余力を使って価値を得たことを区別する。
ここは誤解しやすい
余力の試算と実際に活用した量を混同せず、変化後に何ができるようになったかを確認します。
この知識を、組織の力へ。
