データ・分析
プロセス・トレーシング
Process Tracing
読み:ぷろせすとれーしんぐ
プロセス・トレーシングは、ある事例で結果が生じた経路について、途中に残る証拠を調べて複数の因果仮説を検討する方法です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
研修後にミスが減った理由は、学んだ手順を使ったからか、自動チェックが入ったからかもしれません。途中の記録をたどり、どちらの説明が合うかを考えます。
02実務者向け
仕事でどう使うか
各仮説に沿って、誰がいつ何を知り、何を変えたなら結果につながるかを具体化します。意思決定の記録、作業履歴、聞き取りを照合し、仮説に反する証拠も探します。
03専門家向け
判断を一段深める
ある証拠が仮説に合うことと、競合する仮説を区別できることは別です。見つかるはずの証拠がない場合は、記録が残る条件や調査の限界を検討してから、その欠如を判断に使います。
IN PRACTICE
具体例で考える
誤出荷の減少について、研修後に紙の照合が増えたのか、システムの出荷制限が先に効いたのかを日付つき記録で比較します。
理解を助けるための架空の例です。想定する因果経路
残るはずの痕跡
代替説明との比較
同じ結果を説明できる複数の経路を証拠で比較する。
ここは誤解しやすい
出来事を時系列に並べただけで因果関係を確定せず、各説明に必要な中間の証拠を確かめます。
この知識を、組織の力へ。
