経営・ガバナンス
プロジェクト開始文書一式(PID)
Project Initiation Documentation
読み:ぷろじぇくとかいしぶんしょいっしき
PIDは、PRINCE2で実行承認の判断に用いる、案件の目的、事業上の根拠、体制、計画、管理方法などの文書一式です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
仕事を正式に進める前に、なぜ行うか、誰が決めるか、どんな計画で進めるかをまとめます。関係者が後から同じ取決めを確認できます。
02実務者向け
仕事でどう使うか
対象範囲、責任、費用と日程の計画、リスクと変更の扱いを整理し、参照資料の版をそろえます。決裁者に承認を求め、開始後は変更や例外を判断する基準として使います。
03専門家向け
判断を一段深める
一式という名前でも、管理しやすければ複数の文書に分けられます。承認時点の基準と最新の運用文書を区別し、変更の履歴と承認対象が追跡できるようにしておきます。
IN PRACTICE
具体例で考える
店舗アプリの開始時に、対象店舗、公開までの計画、品質条件、役員へ報告する日程のずれの幅をそろえて承認を受けます。
理解を助けるための架空の例です。事業上の根拠
運営と管理の計画
承認後の基準
実行の承認と後続の変更判断に共通の基準を与える。
ここは誤解しやすい
前段階の指示や簡潔な構想だけをPIDとして扱うと、実行後の判断に必要な基準が不足します。
この知識を、組織の力へ。
