データ・分析
質的比較分析(QCA)
Qualitative Comparative Analysis
読み:しつてきひかくぶんせき
質的比較分析は、複数の事例を比較し、ある結果に結び付く条件や条件の組み合わせを集合の関係から調べる方法です。
01初心者向け
まず意味をつかむ
新しい手順が定着する理由は、研修だけとは限りません。ある現場では管理者の支援と時間の確保がそろい、別の現場では別の組み合わせが働くかもしれません。
02実務者向け
仕事でどう使うか
事例と結果を選び、条件が該当する基準や該当の強さを定義します。条件の組み合わせと結果を表にし、反例や矛盾する事例の内容を調べて解釈します。
03専門家向け
判断を一段深める
必要条件は結果に伴って現れる条件で、十分条件は所定の範囲で結果に結び付く条件です。両者を区別し、分類の境界や観測されなかった組み合わせを変えたとき、結論がどこまで安定するかを確認します。
IN PRACTICE
具体例で考える
十五拠点の業務移行を比べ、責任者の支援と試行時間の両方がある拠点で定着しやすいか、例外拠点の経緯も含めて調べます。
理解を助けるための架空の例です。事例ごとの条件
条件の組み合わせ
結果との対応
結果が起きた事例と起きなかった事例から、条件の組み合わせを検討する。
ここは誤解しやすい
事例数に比べて条件を増やしすぎると、一度しか観測されない組み合わせが増え、説明が不安定になります。
この知識を、組織の力へ。
